「ダ・ヴィンチ」に連載中の舞姫、7巻が出ました。まだまだ先が長そうだけど、それもまた楽しみで仕方のない作品。巻末のおまけ(現役バレリーナさんとの鼎談など)がなかったのが残念。
ふだんは立ち読みでチェックしたりしてますが、先日「のだめ」特集の「ダ・ヴィンチ」を生まれて初めて買ったところ、「これに載ってる本全然読んだことない…」事実に衝撃w。ってミステリー読まないんだから、仕方ないといえば仕方のない話だけど。
2002年発行の「うさぎとくらたまのホストクラブなび」改題。当時ホストクラブにはまっていた中村うさぎと、最近はすっかり仲良しコンビになった倉田真由美(くらたま)、深澤社長のトリオが全国のホストクラブに初回お試し料金で潜入、という前代未聞の旅行(?)本。
どんな内容かというと、「ホストクラブに行かなくてもいいやということがわかった本」って、業界的にはいかんですねー。何でも知人の弟さんがホストクラブ経営しているそうで、「行きたくなったらいつでも言ってくださいね!」と明るく言われてて、オヤジマインドを自認するアテクシ的には「社会勉強ってやつ?」と思っていたところw。しかしこの本によると「イケメンのホストは少ない」「四字熟語知ってるとまともなほう」「シャンパンにピーチネクターを混ぜるらしい」...とっても楽しくなさそうなんですがー。アテクシは「顔も頭も」なんて無理なことは要求しませんが、頼むよどっちかは…。
よくテレビでやってるシャンパンあけるときのお約束っていうか掛け声かけて一気しちゃうやつ、あれはちょっとイヤだなぁ酒飲み的にと思っていたんですが、肝臓をいたわるために混ぜ物するってのはねぇ...そのシャンパン寄越せ! 全部飲んでやる! とか言いそうですわ(その前にそんなものを入れるお金がないのだが)。
さらにこの本、トリオのそれぞれが「男が苦手」「男が嫌い」「興味がない」という事実が明らかになったりして、ちょっと呆然とします。男性の書き手は「この人女性嫌悪」というのがあからさまだったりしますが、女性の場合はあまり考えたことがなかったので、そこがいちばんびっくりした本でした。