知り合いばっかりだ!
週末に買った「「おたく」の精神史 一九八〇年代論」(大塚英志)が途中だというのに、今日「<美少女>の現代史-「萌え」とキャラクター」(ササキバラゴウ)を買って読んだ。
後者はものすごく、わかりやすかった。amazonの評価はずいぶん辛口なようですが、アニメに詳しくない自分にはちょうどよかったし、「男子の内面」に焦点が絞られているのは納得できた。語り口が平易なのも好感が持てました。非常に新書らしい本ではないかなぁ。
というのは、大塚本のほうをササキバラ本のような内容なのか? と思って買ったのでちょっと肩透かしというか、どうもこのふたりの共著「教養としての<まんが・アニメ>」を読んでおくべきだったようで...
で大塚本ですが、個人史になっていて「時代というものが個人を通じてたちあがっていくさま」をブンガクとは言わないのだろうか? という疑問を抱きつつ読んでいます。こういう形式でよかったのか、と。おそらく作者はそういうもの(信仰告白のような)は書きたくないのかもしれないけど。「キャラクター小説の作り方」では対比する関係上仕方なかったのか、「日本には私小説以外ないかのような捉え方」が気になって未消化です。
ちなみに全部、講談社新書ですな。
うわぁ。逆にいれてしまった。直せない。
直せないけど、隠しておきました(^_^)v
いや、申し訳ありませんでしたー。
めげずにまた突っ込んでください。