「永遠の乙女」というくくりで文庫本をまとめているコーナーがありましたが、森茉莉、吉屋信子、中原淳一本、金井美恵子、川端康成はいいとして、嶽本野ばらがありませんでした。いいのか?
週刊文春を読んでマンガを買っちゃいましたよ! 週刊文春書評欄「藤本由香里のCOMICS'TRIP」で紹介していた「げんしけん」(木尾士目 講談社)ですが、評によると“「オタク」そのものが主題になった「オタクの自己言及」的マンガ”なんだそう...まさにそうでした。
旦那によると“文系クラブ活動マンガ”の「究極超人あーる」のようなものかなーという感想。ただし、生まれたときから(最初のガンダム放映後に生まれた世代)オタクの空気があって、そこで育って大人になる(かもしれない)世代だなぁと。大学サークルの話なんですが、ある意味「軽いめまい」よりも日常ドラマかもしれないですコレ。
で、「オタクの自己言及」なんですが、最初は初心者男子が主人公かと思わせて、2巻では「ちょっとSな女子」にがんがん言われる、のがやっぱり好きか読者諸兄...という展開になっています。何だろねー、この人たちは。
ちなみに藤本評によるとカバーをはずすと“思わず顔がほころぶ”らしいんですが、そのほかの数々の仕掛けにも「...」だったので、買ってはいけなかったんじゃないかと(笑)。
作者インタビュー(なぜ、北海道ウォーカー...)。
今日移動中に読むモノがなかったとき、ココのこと思い出して「げんしけん」1巻買って読んでみました。フツーにおもしろかったです、え、それってどういうこと?
これであなたも「週刊文春で紹介されたマンガを読んだ人」に...「それって」って??
嶽本野ばらはLUMINE 1のABCでしょっちゅう見掛けるので、売り切れただけちゃいますか?
売り切れですかぁ。そういえばamazonで頼んだんですが、未だ来ていません。