2003-11-14

_ travelling

「西脇順三郎と瀧口修造 第24回オマージュ瀧口修造展」@オペラシティ(16日まで)。内容は詩人、西脇順三郎の絵画展。コクトーばりというか、この方画家志望だったんですね〜へぇ〜。無料とはいえ量的にじゃっかん物足りなかったので、会場に置いてあったチラシに「瀧口修造」「ジョセフ・コーネル」とあった“旅 ―― 「ここではないどこか」を生きるための10のレッスン”という企画展を開催中の国立近代美術館へ。

え〜毎度、当たりですわココ。さくっと真っ当ないい内容だったし。

瀧口修造が外国に旅立つ友人に渡していた手製の“リバティ・パスポート”がいくつか展示してあったのですが、これを借りてきて展示しようと思った人はエライなぁ。

展示の構成じたいも観る人が「travelling」するよう考えられているほか、写真、インスタレーション、絵画とジャンルがさまざま、会場のところどころに作家の言葉などが引用され展示されていたり、なんで「旅」なのにジョセフ・コーネルなんだとか納得できる流れになっていて、最後は落ちもあるなど楽しめました。大岩オスカール幸男、雄川愛がよかった。空港の写真もよかった、って何のことかわからない感想ですね。

パスポートサイズのパンフ(900円)もグッジョブ。

_ 所蔵品ガイドツアー体験

ちょうど所蔵品ガイドツアーがあるというので参加してみました。生まれて初めて(笑)。

全部の作品を解説するのではなく、ガイドさんが選んだ3つの作品を1時間弱でまわったのですが、最初10人くらいいた参加者がどんどん脱落して(全員女性でしたが)最後は自分と、「仕事を抜け出してきた(どんな仕事なのだ)」50代のおばさま2人きりに。別に難しいとかはなかったけど、きっと感想を言わされるからだろうなぁ〜。

ガイドさんはとんねるずの木梨を小型化しておとなしくしたような初老の男性。萩原守衛「女」→小倉遊亀「浴女」(ここの中ほどにあります)→舟越保武「原の城」(切支丹武士らしい。怖〜)という順序で巡回。最初と最後のは彫刻作品。彫刻ってあんまり真剣に見たことなかったので個人的にはよかったんですが。

_ 所蔵品

特集コーナーが藤田嗣治。天才!!!! そして天才の戦争画2点も並べて展示。画力の無駄使い...(その異様な画力で描いた、猫の絵の絵葉書を売ってないのはどうだろう〜)。

新井勝利「航空母艦上に於ける整備作業」三部作というのは、日本画の技法で戦闘機の整備作業と飛び立つ風景を描いているのですが、なんか普通にキレイな絵でした。少年雑誌の口絵みたいなって言ったら変だけど、最近のフィギュアの世界にも通じているというか。