2003-08-26 [長年日記]

_ [livre]<本: ごはんの法則ごはんの法則 酒井順子 幻冬社文庫

酒井順子さんの新刊文庫。お正月にもらった黒豆をダメにしてしまう「黒豆の恐怖」、駅弁は田園風景を見ながら食べたい「駅弁のころあい」、シンガポールでお箸を使って食べるときに感じた「アジアの連帯感」など、膝打ちまくりの納得エッセーがぎっしり、ですが...何と彼女はお酒を飲まない人なんですね〜。お酒を飲まない人の食べ物エッセー(まぁグルメものじゃないですけど)、ううむ。蛮勇ともいえる企画じゃないでしょうか。成立してるのがまたスゴイ。

どうも食べ物とお酒が切っても切れないような気がしている(たとえば、本: 新編 酒に呑まれた頭)のでそう思うのかもしれませんね〜。はっでも中華料理はあまりお酒に関係なくコース組まれてますしね。その辺りのことは本: グルメの食法に詳しいです。

_ ELLE mobile

デイリーホロスコープやってます。自分はH"なんで、パソコンで毎日見ようっと。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
_ Yuyang (2003-08-27 00:11)

えーっ、お酒飲まなくても食いしん坊っていますよ〜(笑)。

_ 白いヲクサマ (2003-08-27 13:09)

中国人はそうかもしれない。和食なんかでも飲まないと“肴”という分野がないから、どうなのかなぁ〜と思います。

_ 白いヲクサマ (2003-08-27 13:13)

追加:“食いしん坊”だとおいしくなくても構わない?(笑) 発酵学者、小泉武夫さんのエッセーの食べっぷりなんかは「それはおいしいのか、それとも食べっぷりがおいしそうなのかーっ」と思います。食べ物の本=グルマン(美食家)の本じゃないですしね。